こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 生活コストを下げるとできること
- 生活コストを下げる方法【固定費・変動費】
- 生活コストの管理方法
この記事を書いている私は20代前半の頃、収入が低くてお金に困ったことがありました。
そこで今回は、無理な節約をすることなく生活コストを下げる方法や、生活コストの管理方法についてご紹介します。
本記事の内容を実践すれば、月に数万~十数万円の生活コスト削減に成功できるはずですので、ぜひ最後まで読んでみてください!
もくじ
生活コストを下げると自由になれる
「生活コストを下げる」と聞くと、やりたいことも我慢して節約するようなイメージがあるかもしれません。
でも実際は逆で、生活コストを下げると自由度が上がります。
趣味にお金をかけられる
まず、生活コストを下げれば、浮いたお金でやりたいことができるようになります。
- 趣味を楽しむ
- 旅行に行く
- 欲しかった服を買う
など、自分の好きなこと・やりたいことにお金をかけられるようになります。
「自分にとって必要なことにはお金をかけて、必要のないことは節約する」といった、メリハリのある使い方のほうが、毎日をより楽しめますよね。
無駄な生活コストを削減すれば、そのぶん毎日を楽しむ自由度が増すでしょう。
貯金や投資にまわすお金が増える
今まで貯金ができなかった人や、将来に不安を感じている人は、生活コストを下げることで安心を手に入れることができます。
浮いたお金を貯金や投資に回すことができるし、生活コストが低ければ低いほど、収入が減っても耐えることができるからです。
それに貯金や資産があればあるほど、仕事を辞めて無収入になっても大丈夫な期間が長くなりますよね。
そうなると、ゆっくり今後のことを考えたり独立する準備を整えたりすることもできて、自分に合った未来をつくりやすくなります。
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会社を辞められる
会社を辞めて転職する際にも、お金の心配を減らせるうえに、生活コストが低いぶん選択肢が広がります。
たとえば、生活費が月に20万円かかるなら、「給料が20万円以上」という条件で仕事を選ぶ必要が出てきますよね。
でも、生活費が月に10万円なら、給料が15万円でも毎月5万円の貯金ができるし、そのぶん自由にお金を使えます。
正社員にこだわる必要もなくなるので、アルバイトやフリーランスで月に10万円稼ぐことができれば、それで生活することも可能です。
仕事は、人生の大部分の時間を費やすもの。
生活コストを下げることは、「人生の選択肢を広げる」ことにもつながります。
生活コストを下げる方法6つ【固定費】
無理な我慢をすることなく生活コストを下げるには、「固定費の削減」がいちばん効果的です。
固定費は、毎月ほぼ決まった金額がかかる費用なので、一度減らしてしまえば毎月ずっと減らしたままでいられるからです。
そんな固定費を削減する具体的な方法は、以下の6つです。
固定費を下げる方法6つ
方法①:引っ越すor家賃交渉する
方法②:車を手放すor維持費の安い車に替える
方法③:格安SIMに変更する
方法④:保険を見直す
方法⑤:必要ないサブスクや定期購入を解約する
方法⑥:固定費をクレジットカード払いにする
一つずつ、説明します。
方法①:引っ越すor家賃交渉する
家賃は、固定費のなかで一番金額が大きいので、ここを抑えることができるとかなりのお金が浮きます。
そのため、今より家賃が安い物件に引っ越せるのであれば、思い切って引っ越しましょう。
引っ越し代や初期費用がかかっても、毎月の家賃が抑えられれば、長期的にはプラスになるはずですよ。
どうしても引っ越しが難しい場合は、仲介業者に家賃交渉をしてみるのも手です!
交渉が上手くいけば、引っ越しをしなくても家賃を下げることができます。
仲介業者や大家さんにとって、家賃交渉はよくあることなので、遠慮せずに相談してみましょう。
家賃交渉の詳しいやり方は、家賃交渉を成功させるコツを不動産屋が解説!相場と値切るタイミングも公開!|Rooch(外部リンク)でわかりやすく解説されていますので、参考にしてみてください!
方法②:車を手放すor維持費の安い車に替える
家賃の次にコストが大きいのが、車の維持費です。
- ガソリン代
- 駐車場代
- 自動車保険
- 車検代
- 税金
など、車を持つだけでこれだけのお金がかかってしまいます。
これらの費用は金額にすると、ざっくりですが次のようになります。
- 軽自動車・・・年間30万円くらい
- 普通車・・・年間35~50万円くらい
車の代わりに、毎月タクシーを2万円分利用したとしても、タクシーの方が安くなるんです!
こうして見ると、車を手放せばかなりのお金が浮くことがわかります。
「車がいちばんの趣味!」という人や、仕事や地域による理由で車が必須な場合以外は、思い切って車を手放すことを考えてみましょう。
車を手放すのが難しいなら、軽自動車などの維持費が安い車に替えるだけでも、年間で数万~数十万円の固定費の削減ができますよ。
方法③:格安SIMに変更する
携帯を大手キャリアで契約している人は、格安SIMに変更するだけで、最低でも月に3,000~5,000円の節約ができます。
- 大手キャリア・・・月に8,000円くらい
- 格安SIM・・・月に1,500~3,000円くらい
通信品質については、大手キャリアとそこまで変わりません。
ちなみに、格安SIMに変えるやり方がわからなかったり、ネットでの手続きに不安がある人は、いま契約している大手キャリアのサブブランドにひとまず変更しておきましょう。
たとえば、
という感じですね。
契約中キャリアのサブブランドであればデータの移行がスムーズにできるし、家電量販店や店舗で店員さんのサポートを受けることができるからです。
インターネットで申し込む場合でも、手続き方法がわかりやすく書かれた説明書が送られてくるので、初めての方でも安心ですよ。
ちなみに、ドコモはサブブランドを持っていないので、ahamoにプラン変更するといいでしょう。
方法④:保険を見直す
ここで言う保険とは、医療保険やがん保険などの「生命保険」のことです。
結論、保険はすべて解約するのがおすすめです。
なぜなら、病気になるか分からないのにお金を払い続けるより、「病気にならないように健康にお金をかける」ほうが、ずっと有意義だからです。
いくら保険に入って安心できても、実際に病気になってしまったら、やりたいこともできずツライですよね。
でも、健康のためにジムに通ったり、いい食材を使って食事をしたりすれば、病気のリスクが減るうえに、体調が整って毎日をいきいきと過ごせます。
なので、できれば生命保険は解約して、浮いたお金を貯金したり健康維持のために使ったりすることを検討するのがおすすめです。
保険に入らないのがどうしても不安な人は、「県民共済」などの安い保険で、必要最低限の保障をつけるようにしましょう。
方法⑤:必要ないサブスクや定期購入を解約する
あまり使っていないサブスクリプションサービスや、定期購入しているものなどはありませんか?
毎月当たり前のように払っていると、無駄にお金を使っていることに気づかない場合も意外とあります。
- アプリの課金
- 年会費がかかるクレジットカード
- PCのソフトやツール
- あまり満足していないコスメ
など、なんとなく払い続けているものがないか、一度確認してみてください。
それらを使っていないのであれば、今すぐにでも解約しましょう!
方法⑥:固定費をクレジットカード払いにする
家賃や光熱費、スマホ代など、毎月かかるお金はクレジットカード払いにするとお得です。
そうすると、毎月必ずポイントが貯まるようになるからです。
たとえば、
- 家賃 6万円
- 光熱費 1万円
- スマホ代 2千円
これらを1.0%還元のクレジットカード払いにすると、
合計7万2千円 × 1.0% =720ポイント/月
720 × 12か月(1年)で、年間8,640ポイントが、「ただ生活しているだけ」で貯まります。
ちなみに、固定費の支払いにおすすめのクレジットカードは、「楽天カード」です。
楽天カードは年会費永年無料で、ポイント還元率1.0%と高還元です。
さらに、銀行・電気・スマホの回線などを楽天にまとめれば、還元率15.0%以上にアップさせることも可能です。
ポイントの有効期限は、新たにポイントを獲得するたびに延長となるので、固定費の支払いをすれば、毎月延長されることになります。
新規入会&利用で5,000ポイントプレゼントのキャンペーン中なので、まだ楽天カードを持っていない人は、この機会に申し込んでおきましょう。
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生活コストを下げる方法4つ【変動費】
続いて、「食費」「光熱費」等の変動費の削減方法をご紹介します。
変動費を下げる方法5つ
方法①:自炊で食費を節約
方法②:電気プランを見直す
方法③:シャワーヘッドを変える
方法④:断捨離をする
それぞれ、見ていきます。
方法①:自炊で食費を節約
生活コストを下げるには、やはり「自炊」が欠かせません。
毎日外食をすると、自炊に比べてはるかに高くなってしまうからです。
【一人暮らしの場合】
- 自炊・・・約300円/食 × 3食/日 × 30日 = 27,000円/月
- 外食・・・約600円/食 × 3食/日 × 30日 = 54,000円/月
※1食あたりの金額はおおよそです。
これだけの差額があれば、自炊にかかる水道光熱費を考えても、自炊のほうがはるかに安いですね。
休日に作り置きをして冷凍すれば、仕事終わりで疲れていても無理なく用意することができますよ。
方法②:電気プランを見直す
いま契約している電力会社や料金プランを確認して、もっと安くできないか見直してみましょう。
電気をたくさん使う人や、オール電化の家に住んでいる人はとくに効果的です。
たとえば、
- 夜中に電気を使うことが多いなら「深夜プラン」に変更
- 電力会社を、スマホやwifiと同じ会社に変更して、割引を受ける
という感じですね。
方法③:シャワーヘッドを変える
お風呂のシャワーヘッドを変えれば、水道代とガス代(または電気代)が節約できます。
節水効果のあるシャワーヘッドは、
- 穴を小さくすることで水圧を上げて、水の量を少なくしている
- 穴の位置を工夫することで、少量の水でもたくさん出ているように感じる
などで、節水を実現しています。(メーカーによって種類はさまざまです)
メーカーや使い方にもよりますが、年間で約5,000~9,000円ほどの節約が可能なので、とてもおすすめですよ。
方法④:断捨離をする
生活コストに直接関係するわけではありませんが、生活コストを下げるためには断捨離をするのが効果的です。
なぜなら、断捨離することで自然と物欲が減り、無駄な買い物がなくなるからです。
断捨離をしてモノが減ったら、部屋がとてもスッキリします。
すると、これ以上モノを増やしたくなくなるので、自然と物欲が減って本当に必要なものだけを買うようになるんです。
断捨離で出た不用品を、リサイクルショップや「メルカリ」などのフリマアプリで売れば、臨時収入にもなりますよ。
>>断捨離の効果については、【体験談】人生を好転させる断捨離のすごい効果の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
生活コストを把握するための管理方法
生活費の管理には、「マネーフォワードME」という家計簿アプリを使えばOKです。
レシートを撮影するだけで、簡単に家計簿の入力ができます。
さらに、クレジットカードや銀行口座を連携させて、自動で収支を記録することも可能。
一部は有料なのですが、はっきり言って無料の範囲内で十分使えます!
とても簡単に生活コストを把握することができるので、まずは試しに使ってみるといいですよ。
一人暮らしのお金管理方法については、【月1回でOK!】一人暮らしの超簡単なお金管理方法の記事で詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてください。
まとめ:生活コストを下げて、人生の選択肢を広げよう
今回は、生活コストを下げる方法について紹介しました。
本記事の内容のうち、できそうなことから1つずつ実践していけば、今よりも確実に生活コストを下げられます。
それで浮いたお金を貯金するもよし。欲しかったものを買うもよし。
無駄な生活コストを削減して人生の選択肢を広げ、より自由な生活を手に入れましょう!
すこしでも、参考になれば嬉しいです。
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