そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 読書に集中できない理由
- 読書に集中するためのコツ5点
- 読書に集中しやすい環境をつくる
この記事を書いている私は、読書がわりと好きで月に3~4冊くらい読んでいます。
そんな私ですが、本記事でご紹介するコツを実践したことで読書に集中できるようになり、内容もしっかり頭に入ってくるようになりました。
読書のコツを押さえつつ、本に慣れていけば、きっと集中して読めるようになるはずですよ。
「スラスラ読めるようになりたい」「読書で知識を増やしたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
もくじ
読書に集中できない理由3つ
読書をしていると、
- 内容が頭に入ってこない
- いつの間にか別のことを考えている
- 寝落ちしてしまった
というふうに、集中できないことってありますよね。
では、なぜ読書になかなか集中できないのか、理由は以下の3つです。
読書に集中できない理由3つ
理由①:読書に慣れていない
理由②:集中できない環境
理由③:読書に対する理想が高い
それぞれ、説明します。
理由①:読書に慣れていない
読書になかなか集中できないのは、「ただ単に読書に慣れていないだけ」です。
なぜなら、慣れていないことには難しさを感じるので、多少なりとも苦痛が伴うからです。
物事に集中するには「自分に適した難易度」であることが必要なので、活字や読書に慣れていないなら、まずは慣れることが大事です。
たとえば、「料理が苦手だったけど、何度も失敗しながら毎日作っていたら、簡単な料理ならササっと作れるようになった」なんて話はよく聞きますよね。
読書も同じで、何度もくりかえし読書をすることで、だんだんと活字に慣れてスラスラと読めるようになり、集中力が続くようになってくるというわけです。
理由②:集中できない環境
- 雑音が多い
- まわりに人がいて話しかけられる
- ベッドの上で読んでいる
など、「読書をする環境が悪い」ことも理由の一つです。
上記の場合だと、雑音で気が散ったり、ベッドにいると眠くなったりするので、読書に集中するのは難しいでしょう。
とくに、LINEなどの「スマホ通知」は、集中力を一瞬で奪ってしまうと言われているので、手元に置いている場合は要注意。
読書中に邪魔が入らないよう、うまく環境を整えることが大事です。
理由③:読書に対して完璧主義になっている
私自身のことでもあるのですが、読書に対して「完璧主義」になっていると、余計に読書が難しく感じて集中できません。
読書に対する完璧主義とは、
- 全部頭に入れようとする
- 速く読もうとする
- 頭が良さそうに見える本を選ぶ
などという感じ。
活字に慣れてないのに速く読んでも頭に入らないし、いきなり何百ページもある専門書を読むのはハードルが高すぎますよね。
それに、本の内容すべてを一度で頭に入れるなんて不可能です。
実際、月に何冊も本を読む人は、
- 自分のレベルに合った本を読む
- 飛ばし読みをする
- 気になったところだけをじっくり読む
といった読み方をしている人が多いです。
読書に集中するためのコツ5点
読書のコツを押さえつつ、何度も繰りかえし読んでいれば、だんだんと集中してスラスラ読めるようになります。
具体的なコツは、以下のとおり。
読書に集中するためのコツ5点
コツ①:読書の目的を持つ
コツ②:読みやすそうな本を選ぶ
コツ③:もくじを読む
コツ④:全部読もうとしない
コツ⑤:アウトプットするつもりで読む
順番に見ていきます。
コツ①:読書の目的を持つ
その本を読む目的もなく、ただ「なんとなく役に立ちそうだから」という理由では、なかなか集中できません。
本の内容を丸暗記することは不可能なので、その本を読む目的がないと「どこが重要で、どこを覚えておきたいのか」がわからず、頭に入ってこないからです。
そのため、本を読む前にまず「それを読んで自分がどうなりたいのか」という目的を持つようにしましょう。
たとえば、
- 貯金をして海外旅行に行くために、貯金術の本を読む
- 恋人の気持ちがわからなくて不安だから、恋愛心理学の本を読む
- セールストークに関する本を読んで、仕事の成績を上げたい
というかんじですね。
「自分が何に悩んでいるのか・困っているのか」という視点で考えれば、目的を明確にしやすくなりますよ。
コツ②:読みやすそうな本を選ぶ
自分に適した難易度にするために、パッと見て読みやすそうに感じる本を選ぶようにしましょう。
読書に慣れていない人が、いきなり分厚くて難しい本を読み始めてしまうと、挫折しやすいからです。
そうして挫折することで、読書への苦手意識がさらに強くなり、ますます本を読まなくなってしまいます。
簡単そうな本でも、優秀な作品はたくさんあるので、
- 絵や図解が多いもの
- 漢字が少ないもの
- 本が薄めで字が大きいもの
- ストーリー調のもの
など、「読みやすそう」と感じるものから始めていきましょう。
コツ③:もくじを読む
もくじをすっ飛ばして読み始める人は多いと思いますが、むしろしっかり読むことをおすすめします。
なぜなら、もくじを読めば本のおおまかな内容をつかむことができるからです。
一連の流れをわかったうえで読むのと、何が書いてあるかわからないまま1ページ目から読み始めるのとでは、本文を読み始める抵抗感が違います。
抵抗感がやわらぐと、そのぶん内容も理解しやすくなるので、もくじを読むことで読書の質が上がるといえます。
コツ④:全部読もうとしない
本は、1ページ目から最後のページまで、全部読む必要はありません。
なぜなら読書の目的は、「本の最初から最後まで読み切る」ということではないからです。
今まで知らなかった知識や考えを知り、自分の人生をより良くすることが目的なので、自分にとって重要そうなところだけ読めばそれで十分です。
逆に、全部きっちり読もうとすると、集中力が切れて読めなかったときに挫折してしまいます。
「1つだけでも、心に残った言葉が見つかれば大成功」というつもりで、全部読もうとしすぎないように意識しましょう。
コツ⑤:アウトプットするつもりで読む
読書で仕入れた情報をアウトプットするつもりで読むと、集中しやすくなると感じます。
なぜなら、アウトプットするために「内容を理解しよう」という意識が働くからです。
私の場合は、
「この内容を〇〇さんに教えるとしたら、なんて説明しようかな」
「この内容を自分の生活で試すなら、こうやればいいかな」
「もし〇〇と言われたら、この本のフレーズを言い返せばよさそうだ」
といったことを考えながら読んで、読み終わったあとに実践したり、頭の中でシュミレーションしたりしています。
読書に集中しやすい環境をつくる
本を読むときには、読書に集中しやすい環境をつくることも大切です。
具体的には、以下のとおり。
読書に集中しやすい環境をつくる方法
方法①:スマホの通知をオフにする
方法②:正しい姿勢を保てる場所で読む
方法③:紙と電子書籍、どちらがいいか試す
順番に解説します。
方法①:スマホの通知をオフにする
読書をするときは、スマホの電源を切るか、通知をオフにするといいでしょう。
スマホの通知音は、人間の集中力を著しく低下させることが、研究でもわかっているからです。
- iPhoneは「おやすみモード」や「マナーモード」
- Androidは「通知をミュート」や「サイレントモード」
などに設定しておけば、読書の間はスマホの通知に邪魔されずにすみますよ。
方法②:正しい姿勢を保てる場所で読む
ベッドの上やソファーだと姿勢が崩れやすいので、デスクに座って正しい姿勢で読みましょう。
姿勢が悪いと血流が悪くなり、脳の働きも悪くなって、集中力が低下すると言われているからです。
さらに、肩こりや目の疲れなどを引き起こしやすくなるし、寝ころんで読んだりするとたちまち眠くなってしまいます。
きちんと椅子に深く腰掛けて、背筋を伸ばして本を読めば、それだけでも集中しやすくなりますよ。
方法③:紙と電子書籍、どちらがいいか試す
今まで紙の本で読んでいた人は電子書籍を、電子書籍で読んでいた人は紙の本を読んでみるのもおすすめです。
どちらが読みやすいかは人によるので、一度試してみると、集中しやすい読み方を発見できるかもしれません。
電子書籍が好きなら、「Kindle Paperwhite」を使えば、本の置き場や持ち運びにも困らないし見た目もスタイリッシュで、読書のモチベーションが上がりそうですね!
まとめ:コツを押さえて本に慣れれば読書に集中できる!
「本を読んでみよう!」と思っても、読書に慣れてないうちは、なかなか集中できなくて挫折しそうになるかもしれません。
ですが、読書に関する「小さな成功体験を積む」ことで、モチベーションを保ちつつ本に慣れていくことができます。
- 薄い本だけど最後まで読めた
- 本を読んだことで悩んでいたことが解決した
- 1つだけ、とても役に立つ情報を知れた
などといった成功体験をすることで、だんだんと読書が好きになり、集中して読めるようになりますよ。
そのためにもまずは、自分の目的に合っていて読みやすそうな本を選び、すこしずつ読んでみることから始めましょう。
読書術についてもっと詳しく知りたい人は、「知識を操る超読書術(著:メンタリストDaiGo)」の本がおすすめなので、気になる方は読んでみてください!
すこしでも、参考になれば嬉しいです。
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