こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- HSPは刺激を防ぐことが大事
- HSPにおすすめの刺激対策グッズ10選
- 対策グッズだけではなく休息も必要!
この記事を書いている私は内向型HSPで、仕事や買い物に行くととにかく疲れてしまい、体調を崩すこともよくありました。
ですが、今回ご紹介する対策グッズを活用したことで、疲れやすさやストレスが和らぎ、とても楽に過ごせるようになりました。
毎日の疲れやストレスで悩んでいるHSPさんは、ぜひ最後まで読んでみてください!
もくじ
HSPは対策グッズで刺激を防ぐことが大事
HSPさんが楽に過ごすには、できるかぎり余計な刺激を受け取りすぎないよう、対策グッズを使って刺激を防ぐことが大事です。
なぜならHSPさんは、人より多くの刺激をキャッチしすぎてしまう特徴があり、そのせいで疲れやストレスを抱えやすいからです。
たとえば、
- 人混みに行くとすぐに疲れる
- 物音や話し声が気になって集中できない
- 外の光が気になって眠れない
といったことがあるのも、HSPの神経システムが刺激にとても敏感だからです。
ですが、これらの刺激はグッズを使うことで対策ができます。
外からの刺激は、おもに視覚や聴覚などの五感を通じてキャッチしているので、五感をガードするような対策グッズを使えば疲れやストレスを減らすことができますよ。
HSPにおすすめの刺激対策グッズ10選
HSPさんにおすすめの刺激対策グッズは、次の10選です。
HSPおすすめ刺激対策グッズ10選
①:ノイズキャンセリングイヤホン
②:職場でも使える耳栓
③:ホワイトノイズマシン
④:クリアサングラス
⑤:ブルーライトカットメガネ
⑥:アイマスク
⑦:デスクパーテーション
⑧:マスクスプレー
⑨:アロマペンダント
⑩:お守り
1つずつ、ご紹介します。
①:ノイズキャンセリングイヤホン
ノイズキャンセリングイヤホンをつければ、音の刺激を減らすことができます。
そんな雑音をカットしてくれるノイズキャンセリングイヤホンは、外出時の必需品とも言えるでしょう。
外部音取り込み機能があるイヤホンであれば、話しかけられてもちゃんと聞こえて会話ができるので、仕事中につけていても安心です。
SONY WF-1000XM4 アクティブノイキャンイヤホン
ソニーから発売された、業界最高クラスのノイキャン性能を持つイヤホンです。
防滴性能があるので、雨や汗を気にする必要はありません。
なにより、ワイヤレスでも音質が高いので、音楽を聴くのが好きな人にはとくにおすすめです。
AirPods Pro アクティブノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン
Appleから発売されているワイヤレスイヤホンで、高いノイキャン性能が評判です。
外部音取り込みモードもあり、周囲の音や人の声を聞き取りたいときにも使えます。
装着感をカスタマイズできるように、シリコン製イヤーチップが 3サイズ用意されているのも嬉しいところですね。
Anker Soundcore Life P3
ちなみに私が使っているのがこのイヤホンで、比較的安かったので買いました。
「屋外モード」「交通機関モード」「屋内モード」のノイキャンモードがあり、状況に合わせて選べます。
外部音取り込み機能もばっちりついています。
コスパは良いので、「もう少し安く抑えたい!」という方にはおすすめですよ。
②:職場でも使える耳栓
職場でイヤホンをつけるのに抵抗がある人は、目立ちにくいデザインの耳栓がおすすめです。
ノイズキャンセリングイヤホンよりはるかに安いし、充電もいらないので、いつでも手軽に使えるのがいいですね。
CRESCENDO イヤープロテクター Music
こちらはライブやフェス、クラブなどで、大音量の音楽を長時間楽しむ方の耳を保護する目的で作られた耳栓です。
音量をしっかり抑えつつも会話はちゃんと聞こえるので、仕事中でも問題なく使えます。
水洗いもできるので、何度でも使用できます。
サイレンシア (SILENCIA) ソフトシリコン 耳栓
「もう少し安いのがいいな」という方には、こちらの耳栓がおすすめ。
形を自由に変えられるソフトシリコンなので、耳の形に合わせてフィットさせることができます。
また、耳の奥に差し込むタイプではなく、耳の穴をふさぐタイプなので、耳が痛くなりにくいのも特徴です。
MOLDEX 使い捨て耳栓 お試し8種エコパック ケース付
こちらのモルデックスはアメリカの企業で、米軍も使用するほど遮音性の高い耳栓です!
デザインはわりと目立つので、「職場ではなく、自宅や睡眠時に使いたい」という人向けですね。
素材や大きさが異なる8種類の耳栓が入ったお試しパックなので、耳の形や騒音レベルに合わせた耳栓を選ぶことができますよ。
③:ホワイトノイズマシン
- イヤホンや耳栓はつけたくない
- 睡眠時に聞こえる外の音が気になって眠れない
といった方には、ホワイトノイズマシンがおすすめです。
ホワイトノイズマシンとは、「ザー」という砂嵐のような音を出す機械なのですが、これは耳障りな音ではなく、脳や神経を過剰に刺激することがありません。
さらに、多くの異なる周波数が含まれているため、ご近所さんの生活音や車の走る音をかき消すことができるのです。
Dreamegg(ドリームエッグ) ホワイトノイズマシン
リーズナブルで評価も高いホワイトノイズマシンです。
24種類の音色が搭載されていて、小鳥のさえずりや雨の音、オルゴールなど、好みの音を流すことができます。
ちなみに、アプリやYouTubeでもホワイトノイズを流すことができます。
ホワイトノイズマシンほどの効果はありませんが、まずはそちらを試してみてもいいかもしれません。
④:クリアサングラス
クリアサングラスとは、その名のとおり透明なサングラスのことです。
レンズは透明でも、色つきサングラスと同等のUVカット効果があり、季節や時間、場所を選ばず使うことができます。
目に見える光の眩しさは防げませんが、紫外線などの目に見えない光を防ぐだけでも、刺激対策になるでしょう。
⑤:ブルーライトカットメガネ
仕事でPCを使っていたり、スマホを長時間使用したりする人なら、ブルーライトカットメガネがおすすめです。
ブルーライトのカット率が25%や40%などのものがあるのですが、カット率が大きいほど、レンズの色が濃くなります。
自然な見た目がいいという人は25%、デスクワークなどでPCを長時間使うという人は40%、というふうに、自分のライフスタイルに合わせて選ぶといいですよ。
⑥:アイマスク
現代は夜でも外が明るかったり、電化製品の電源ボタンが光っていたりと、質の良い睡眠を妨げる要素がたくさんあります。
そんなときは、アイマスクをして寝ると、光がかなり遮断されて本当によく眠れますよ!
ちなみにアイマスクは、「耳掛けタイプ」と「バックストラップタイプ」があるのですが、
- 耳掛け → 耳が痛くなることがある
- バックストラップ → 髪に型がつくことがある
といったデメリットがあります。
なので、寝るときに使うなら「バックストラップタイプ」、電車内や休憩中に使うなら「耳掛けタイプ」がおすすめです。
Mavogel アイマスク
こちらのMavogel アイマスクは、鼻の部分にワイヤーが入っていて目と鼻にフィットするよう調節ができるので、スキマから光がもれにくいアイマスクです。
収納袋も付いていて持ち運びしやすいので、旅行の時にも重宝しますよ。
めぐりズム蒸気でホットアイマスク 無香料 16枚入
カイロのように、シールを剥がすと程よく温かくなるホットアイマスクです。
ドラッグストアなどでも売っているので、まずはこういった消耗品から試してみてみるのもおすすめですよ。
⑦:デスクパーテーション
オフィスワークやリモートワークでは、簡単にパーソナルスペースをつくれるデスクパーテーションが効果的です。
まわりを気にすることなく作業に集中できるので、ストレスが減るうえに仕事の効率も上がるはずです。
フェルト製デスクトップパネル
こちらは吸音フェルトボードを使用しているので、多少の防音効果もあります。
高さは50㎝と高めなので、しっかりまわりを隠すことができます。
対面でのコミュニケーションが多い場合は、高さが35㎝程度のものにすれば、手元を隠しつつ顔を見て会話ができますよ。
⑧:マスクスプレー
マスクをするだけでもある程度イヤな臭いを防ぐことができますが、マスクスプレーをマスクに吹きかければ、良い香りでリラックスすることができます。
ただし、香りがキツイと逆に気分が悪くなる場合があるので、マスクスプレーをかけるときは、出来るだけマスクを離して、軽めにつけるように気を付けましょう。
⑨:アロマペンダント
アロマなどの香り系アイテムが好きな人なら、アロマペンダントをつけるのもいいでしょう。
アロマオイルを入れて首からぶら下げるもので、嫌なにおいもお気に入りの香りでごまかすことができます。
デザインもたくさんあるので、シンプルなものなら仕事にもつけていけるはずですよ。
⑩:お守り
HSPさんには、自分にとってのお守りを持ち歩くことも効果的です。
刺激を物理的に防いでくれるわけではありませんが、嫌なことがあったときや動揺したときに、気持ちを落ち着かせることができるからです。
神社で買うようなお守りはもちろん、お気に入りの指輪やおばあちゃんの形見など、あなたにとって大切なものをお守りにすればOK。
たとえば指輪をお守りにした場合、ストレスを感じたときに、
- 右手から左手につけかえる
- 指輪に触れながら心の中で「大丈夫、大丈夫」とつぶやく
といったことをするたけでも、ストレスを受けた自分を労わってあげる意識が働くので、気持ちが落ち着いて楽になりますよ。
対策グッズだけではダメ!休息もしっかりとること!
上記のような対策グッズを使えば、今までよりはずっと楽になるはずですが、それだけではまだ不十分です。
HSPさんが楽に過ごすには、休息の時間をしっかりとることも必須だからです。
その理由は、以下の2つです。
理由①:対策グッズでは疲れが取れないから
理由②:防ぎきれない刺激もあるから
理由①:対策グッズでは疲れが取れないから
対策グッズ自体に、疲れを取る効果はほとんどありません。
あくまで対策グッズは、「刺激をできるだけ防ぐ」ことが目的だからです。
対策グッズを使っているからといって無理をしてしまうと、疲れがとれずに体を壊しかねません。
HSPさんは人より多くの休息が必要なので、しっかり休むことも忘れないようにしましょう。
>>【HSPの休み方】疲れを取るには五感へのアプローチが効果的
理由②:防ぎきれない刺激もあるから
対策グッズだけでは、防ぎきれない刺激もあります。
それは、「感情」や「思考」などの内側からくる刺激です。
HSPさんは外からの刺激だけでなく、自分の内側から起こる刺激(感情・思考・ストレス・体調など)にも敏感で、それらに振り回されてしまうこともあるんです。
たとえば、
- 上司の機嫌が悪くてストレスを感じた
- やるべきことがたくさんあって焦っている
- なんとなく漠然とした不安がある
などといった感情も刺激となり、それらを対策グッズで防ぐことは難しいわけです。
そのため、運動などでストレス発散したり、好きなことをして自分の心を喜ばせてあげたりする時間を、必ずとるようにしましょう。
不安な気持ちが強い・気分が安定しないという方は、瞑想をすると気持ちが本当に落ち着くので、かなりおすすめです!
>>HSPは瞑想で不安に強くなれる【シンプルな実践方法も紹介します】
まとめ:まずは試して、自分に合った対策グッズをそろえよう
刺激に敏感なHSPさんには、刺激対策がとても大事です。
昔と違って、現代社会はモノや情報などの刺激が多すぎるからです。
逆に言うと、グッズを使って刺激をコントロールすれば、敏感なHSPさんでも毎日を楽に過ごすことができますよ。
刺激対策にどんなグッズを使えばいいかは、HSPさんそれぞれの個性やライフスタイルによっても違ってきます。
そのため、まずは実際に試してみて、自分に合ったお気に入りの対策グッズをそろえてみましょう!
少しでも、参考になれば嬉しいです。
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