こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 「自分を労わる(いたわる)」とは?
- 自分をいたわる具体的な方法10個
この記事を書いている私は内向型HSPで、現在、派遣社員として働きながらブログを書いています。
仕事が上手くいかなかったり、何かに失敗したりしたとき、自分をいたわるどころか責めまくってしまい、ネガティブな気持ちが続いてしまうことってありませんか?
そこで今回は、自分をいたわるという意味や、自分をいたわるための具体的な方法についてご紹介します。
私も本記事の方法で、“自分をいたわり、大切にする感覚”を持つことができるようになったので、実際に試してみるときっと効果を感じるはずですよ。
「ストレスで心が疲れている」「自分のことが嫌でツライ」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
「自分を労わる(いたわる)」とは?
そもそも、「自分をいたわるって、どういうこと?」と感じている人もいると思います。
そんな私が気づいた、「自分をいたわる」ということの具体的な意味は、以下の2点です。
「自分を労わる(いたわる)」の意味
その①:大切な人と接するのと同じように自分を扱う
その②:自分の本音に従って行動する
順番に説明します。
その①:大切な人と接するのと同じように自分を扱う
自分をいたわるとは、大切な人(家族、恋人、親友など)と同じように自分を扱うことです。
反対に、自分をいたわるのが下手な人は、基本的に自分のことがあまり好きではなく、自分をすごく雑に扱ってしまっています。
たとえば、
- 友達を招くときは部屋をキレイにするのに、自分一人のときは汚いままで過ごす
- 恋人が泊まるときはキレイなタオルやパジャマを用意するのに、自分はボロボロの部屋着をずっと着ている
- 人へのプレゼントは良いものを渡すのに、自分のものや美容にはお金をかけない
- 大切な人が失敗したときは「大丈夫だよ」「よく頑張ったね」などと励ますのに、自分が失敗したときは「なんでこんなことも出来ないんだ!」と責める
という感じですね。
もし他人からボロボロの部屋着を渡されたり、「なんで出来ないんだ!」と責められたりしたら、かなり腹立つしツラくないですか?
でも、同じことを自分にはやってしまっている人が多く、そのせいでどんどんネガティブな気持ちになっていってしまうわけです。
自分を大切な人と同じように扱う(自分をいたわる)ことで、自分で自分を励まし、満たしてあげられるようになります。
その②:自分の本音に従って行動する
「自分をいたわる」ということのもう一つの意味は、“自分の本音に従って行動する”ことです。
心が疲れやすい人は、まわりの目を気にしたり、気を遣いすぎたりして、自分の本音とは違う行動を取りがちだからです。
たとえば、
- 本当はビールが飲みたいけど、みんなハイボールを頼んでいるから自分もハイボールにする
- 「○○したい」という物事より、「○○するべき」「○○しなきゃ」という物事を優先している
- もう少し派手な服が着てみたいけど、「似合わない」「ダサい」と思われるのが怖くて地味な服ばかり着ている
などといった感じ。
これらを続けていると、ありのままの自分や、自分が感じた素直な気持ちをいつも否定することになり、自分のことがどんどん嫌いになってしまいます。
あなたの本音を聞いてあげられるのはあなただけなので、本音を感じて行動することが、自分をいたわることにつながります。
今すぐ出来る!自分をいたわる具体的な方法10個
では、具体的に何をすれば自分をいたわれるの?と思いますよね。
この中で出来そうなことや、効果を感じたことを習慣にしていけば、自分を大切にする感覚が身について心が満たされやすくなりますよ。
自分をいたわる具体的な方法10個
方法①:部屋の掃除・片付けをする
方法②:花・観葉植物を飾る
方法③:お気に入りのモノの手入れをする
方法④:ゆっくり寝る
方法⑤:お風呂につかって疲れをとる
方法⑥:マッサージ・ストレッチ・ヨガなどをする
方法⑦:スキンケア・ネイルケアを丁寧にやる
方法⑧:好きなもの・ヘルシーなものを食べる
方法⑨:好きなこと(趣味)を思いっきり楽しむ
方法⑩:いま自分が感じていることを書き出す
それぞれ、詳しく説明します。
方法①:部屋の掃除・片付けをする
自分をいたわるには、部屋の掃除や片付けをするのがかなり有効です。
部屋はあなたにとって心身を癒す空間であり、1日のうちの多くを過ごす場所なので、居心地がいいと感じる空間であることが必要だからです。
大切な人が部屋に遊びにくることになったら、掃除や片付けをして、相手に居心地よく感じてもらうようにおもてなししますよね?
それを今度は自分のために、自分が居心地よく過ごせる空間にしてあげることで、自分をいたわることにつながります。
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方法②:花・観葉植物を飾る
花や観葉植物が嫌いじゃなければ、部屋に飾ることもおすすめです。
植物などで自然を感じるのはストレス発散に大きな効果がありますし、“自分のために部屋を飾る”という行為自体が、自分をいたわることになるからです。
100均に売っている植物も意外に丈夫で、大きめの鉢植えに植え替えれば大きく育つので、コストをおさえて始めたい方におすすめです。
もう少しお金をかけられる方は、おしゃれな植物屋さんや雑貨屋さんに行って、気に入る植物を探すのも楽しいですよ。
方法③:お気に入りのモノの手入れをする
お気に入りのアクセサリーや、奮発して買った靴、バッグなどがあれば、時間をつくってお手入れしてみましょう。
せっかくのお気に入りなら、よりキレイな状態で持っていたほうが、使うたびにもっと気分を上げることができるからです。
それに、もし友達から服やアクセサリーを借りたら、きちんと拭いたりクリーニングに出したりしてから返しますよね?
それと同じように、「自分が使ったモノを“明日の自分のため”に、キレイな状態で残しておいてあげる」という意識が、自分をいたわることに繋がります。
方法④:ゆっくり寝る
時間をとって、ゆっくり寝ることも時には必要です。
実際、現代人の多くが睡眠に満足できておらず、日中に眠くなったり、イライラしたりしてしまっていることが多いと言われています。
適切な睡眠時間は人によって違うので一概には言えませんが、毎日の睡眠が7時間以下の人は、睡眠不足である可能性が高いでしょう。
「今日は早めに寝て疲れをとろう!」と決めて、ゆっくり寝る日を設けるよう、意識してみてくださいね。
方法⑤:お風呂につかって疲れをとる
ゆっくり寝るのと同じように、お風呂にお湯をはってゆっくりつかるのも、とても効果的です。
お風呂につかることで、疲れをとってリラックスすることができますし、なによりすごく気持ちがいいですよね。
いろんな入浴剤を試してみたり、シャンプーの香りにこだわってみたりすると、お風呂時間をさらに楽しめますよ。
いつもシャワーで手短に済ませている人は、自分をいたわるために、お風呂にゆっくりつかる日を作るようにしてみましょう。
方法⑥:マッサージ・ストレッチ・ヨガなどをする
マッサージやストレッチ・ヨガなど、身体にとって良いことをする時間も、定期的につくるといいでしょう。
身体の状態をじっくりと感じながら適切にケアをしていくことで、疲れた身体を存分にいたわることができます。
とくにヨガは、ストレス発散やメンタルの安定、ありのままの自分を受け入れる練習などにもなるので、かなりおすすめですよ。
YouTubeのレッスン動画を探せば、お金をかけることなく、いつでも手軽に始めることができるのもいいですね。
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方法⑦:スキンケア・ネイルケアを丁寧にやる
毎日のスキンケアを雑にやっていたり、ネイルを伸ばしっぱなしにしたりしていませんか?
そんなスキンケアやネイルケアは、じっくり丁寧にやることで、明日の自分(未来の自分)へのプレゼントになります。
明日(もしくはもっと先)、自分が嬉しい気持ちで一日を迎えていることをイメージしながら丁寧にやってみると、面倒なスキンケアもすこし楽しくなってきますよ。
ホットタオルや小顔マッサージなど、お金をかけなくてもできるケア方法はたくさんあるので、いろいろ試して自分をもっとキレイにしていきたいですね。
方法⑧:好きなもの・ヘルシーなものを食べる
毎日がんばっているご褒美に、たまにはカロリーを気にせず好きなものをしっかり食べてみるのもいいですよ。
あえてヘルシーなものを選んで、自分の身体にとって良いことをするのも、自分をいたわる感覚を得られておすすめです。
ただし、“好きだから”“ヘルシーだから”といって、食べすぎてお腹を壊したり不健康になったりするのは、自分をいたわるどころか痛めつけているのと同じです。
あくまで“やりすぎず適切な範囲”で、美味しく食べることを意識してみてくださいね。
方法⑨:好きなこと(趣味)を思いっきり楽しむ
好きなことや趣味を思いっきり楽しむことで、心をしっかりと満たしてあげることができます。
毎日忙しくしていると、生産性のない趣味をすることに抵抗感があって、ゆっくり楽しむことを我慢している人は少なくないのではないでしょうか。
そうやって常に自分を律してきた人こそ、好きなことをただ楽しんで自分をいたわる必要があります。
趣味とはべつにそこまで大好きってわけじゃなくても、長い間やっているようなことじゃなくても、ただ自分が楽しめることならなんでもいいんです。
イケてる趣味じゃなくても、稼げる趣味じゃなくてもOK。ただ心のおもむくままに、そのときやりたいと感じたことを思いっきり楽しむ時間を作ってみましょう!
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方法⑩:いま自分が感じていることを書き出す
なんだかモヤモヤしているときは、自分が感じていることをそのまま書き出していくと、ものすごくスッキリして楽になれます。
考えを文字にすることで、自分の悩みや気持ちを客観視できるようになり、解決策や自分の本音などがわかりやすくなるからです。
自分がいま何を感じているのか、本当はどうしたいのかなどの気持ちを明らかにしてあげることが、自分をいたわるためには何より大切ですよ。
まとめ:自分をいたわる習慣が身につくと、自分を好きになれる
今回は、自分をいたわるための具体的な方法についてご紹介しました。
自分をいたわる習慣を身につけると、ありのままの自分を許し、受け入れてあげられるようになって、だんだんと「こんな自分も悪くないな」と思えるようになります。
あなたの疲れた心や身体を、ちゃんと癒してあげられるのはあなただけなので、日常で自分をいたわる時間をしっかりと作るようにしましょう。
どの方法がしっくり来るかはやってみないとわからないので、無理のない範囲でいろいろと試してみてくださいね。
すこしでも、参考になれば嬉しいです。
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