こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 理想と現実のギャップで苦しむ人の特徴
- 理想と現実のギャップで苦しむ原因
- 理想と現実のギャップで苦しいときの対処法3つ
この記事を書いている私は内向型HSPで、派遣で働きつつブログ運営をしています。
という理想を思い描いていたのに、現実の私は「派遣社員で独身」。そんな理想と現実のギャップにかなり苦しみました。
ですが今では、ありのままの自分に合った理想の暮らしや仕事が明確になり、その実現に向けて楽しく過ごすことができています。
そこで本記事では、理想と現実のギャップで苦しむ原因や対処法について、私自身の経験をもとにまとめました。
「理想と現実のギャップを埋めて、自分を好きになりたい」
「やりたいことや自分らしい生き方を見つけたい」
という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
もくじ
理想と現実のギャップで苦しんでしまう人の特徴
理想と現実のギャップに苦しむ人の特徴として、私自身の特徴でもある以下の3つをご紹介します。
理想と現実のギャップで苦しんでしまう人の特徴
特徴①:自己肯定感が低い
特徴②:完璧主義
特徴③:やりたいことがわからない
順番に見ていきましょう。
特徴①:自己肯定感が低い
理想と現実のギャップに苦しむ人は自己肯定感が低く、基本的に自分のことが嫌いです。
そして、自分を好きになるために、理想の自分になろうと一生懸命頑張っています。
ですが、理想が実現しない限り自分を好きになることがないので、頑張っている間もずっとツラい状態が続くんですよね。
そのうち頑張ることも疲れてしまい、理想にたどり着けないまま、現実とのギャップに苦しむことになってしまいます。
特徴②:完璧主義
完璧主義な傾向がある人も、理想と現実のギャップに苦しみがちです。
「これくらいでOK」とは思えず、完璧じゃないと認められないような感覚があるので、どうしても理想が高くなってしまうからです。
理想が高ければ高いほど、実現させるのは難しくなりますよね。そうすると、理想に近づくどころか現実とのギャップがどんどん大きくなります。
完璧主義で理想が高いせいで、何事にもなかなか満足のいく結果を得られず、満たされない日々が続くこともあるでしょう。
特徴③:やりたいことがわからない
自分が本当にやりたいことや、理想の生き方がわからないのも、大きな特徴です。
これはつまり、「“理想”が曖昧で、明確になっていない状態」ということです。
たとえば、
- お金持ちになりたい
- 外見の良いパートナーと結婚したい
- 仕事で成功したい
というような理想を持っていたとしても、
「なぜそうなりたいか」
「どうやってそれを成し遂げたいか」
「それを実現して何をしたいか」
という具体的な目的がないと、モチベーションも上がらず行動にも移せません。
そうすると、いつまでたっても理想に近づけず、ただ気持ちだけが焦って苦しい状態になってしまいます。
理想と現実のギャップで苦しむ原因
大きな理想や夢を持っていて、それをまだ実現できていないのに、夢に向かって活き活きと頑張っている人っていますよね?
その違いはいったい何なのか、理想と現実のギャップに苦しむ原因について深堀りしてみました。
私が気づいた具体的な原因は、以下の3つです。
理想と現実のギャップで苦しむ原因
原因①:現実の自分を受け入れられないから
原因②:がむしゃらに頑張り続けてしまうから
原因③:人と比べて劣等感を持つから
それぞれ、説明します。
原因①:現実の自分を受け入れられないから
現実の自分を認め、受け入れられていない人は、理想とのギャップがとても苦しくなります。
現実の自分を受け入れられないままだと、自分とは違う、まったくの別人を理想とするようになり、どんなに頑張っても理想に近づけなくなるからです。
たとえば、いくらスタイルを良くしたくても、平均的な体型の人がパリコレモデルのような体型になることは、どれだけ努力しても無理ですよね。
ほかにも、内向的な人がいくらコミュニケーションスキルを磨いたとしても、もともと外交的な人ほどパーティーを好きにはなれないだろうし、そもそも疲れるでしょう。
夢や理想に向かって頑張ることはとても素敵なことですが、あくまで現実の自分を受け入れたうえで、その自分を活かせるような理想でなければ、ギャップが大きくなるばかりでしょう。
原因②:がむしゃらに頑張り続けてしまうから
理想の自分になるために、とにかくがむしゃらに頑張り続けてしまうせいで、苦しさが増してしまいます。
とくに、“理想が曖昧”で結果ばかり求めてしまっている状態だと、コツコツと積み上がっていく感覚が持てず、挫折しやすくなるでしょう。
- 理想としていることは、自分が心からやりたいことなのか?
- 自分の強みや個性を活かして実現できる理想なのか?
- まわりの評価を得るためや、優越感を持つためだけの理想になっていないか?
こういったことを自問自答して、明確に答えられないのなら、結果ばかりを求めてがむしゃらに頑張ってしまっているのかもしれません。
心が疲れた人へ|自分をいたわる具体的な方法10個【今すぐ出来る】
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原因③:人と比べて劣等感を持つから
人と比べて現実の自分に劣等感を持ってしまうと、理想に向けて頑張るのが苦しくなります。
ですが本来、その人と自分とは違う人間で、得意なことや苦手なこと、今まで経験したことなども何もかも違いますよね。
そのため、違う結果が出ているのは当然だし、結果がでるスピードが違うのも当然です。
自己肯定感が低い人や完璧主義の人は、どうしても人と比べてしまいがちですが、「自分には自分のペースがある」と考えて、できるだけ人と比べないようにしましょう。
理想と現実のギャップで苦しいときの対処法3つ
では、理想と現実のギャップで苦しい気持ちを解消するには、どうすればいいのでしょうか?
理想と現実のギャップで苦しいときの対処法3つ
対処法①:現実の自分を受け入れる
対処法②:理想(やりたいこと)を明確にする
対処法③:実現不可能な理想は諦める
詳しく解説します。
対処法①:現実の自分を受け入れる
まずは、現在のありのままの自分を認めて、受け入れるようにしましょう。
現状を受け入れないままでは、自分に適した理想を持つことはできないし、なにより自分が自分であることがツラくて頑張れなくなるからです。
どんなに嫌でも、自分であることを辞めることはできません。ですが、自分を責めるクセを直し、「こんな自分でも悪くないな」と思えるようになれば、気持ちがすごく楽になりますよ。
自分を受け入れるのは簡単ではありませんが、少しずつ練習することで、ちゃんとありのままを認められるようになります。
具体的な方法については、下記の記事でご紹介していますので、あわせて読んでみてください!
ありのままの自分を受け入れる具体的な方法6つ【ダメな自分でもいい】
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対処法②:理想(やりたいこと)を明確にする
自分が心から求めている理想を明確にし、“やりたいこと”を見つけることも効果的です。
私自身、理想と現実のギャップに苦しみながらも、実はその“理想”は「世間体」とか「承認欲求」とかの影響を受けたものであって、“自分が本当に求めている理想”ではないことに気づきました。
もうすこし具体的に説明すると、
- ブログで稼げるようになりたい
- 在宅で働きたい
- 正社員じゃなくても正社員以上に稼ぎたい
と思っていましたが、それらは単に「会社勤めをしたくない」「でもまわりからすごいと思われたい」という理由で、“自分が本当にやりたいから”ではなかったんです。
ですが今は、
- 「考えるのが好き」という個性を活かして、発信したい
- 人の悩みを解決したい
- ライフスタイルの変化に備え、在宅で稼ぐスキルを得たい
- 一日のスケジュールを自分でコントロールしたい
という、“心からのやりたい気持ち”で、ブログ運営をしています。
実際にやっていることはどちらも同じなのですが、その目的(やりたいこと)が“明確”かつ“主体的”になったことでモチベーションが圧倒的に上がり、ギャップに苦しまなくなりました。
自分の理想を明確にするための具体的な方法については、別記事にてご紹介します。
>>現在執筆中
対処法③:実現不可能な理想は諦める
あまりにも実現不可能な理想や、ハードルが高すぎる理想は、いさぎよく諦めることもとても大切です。
そんな理想を追い求めても、いつまでもたどり着くことができず、現実とのギャップが埋まることはないからです。
たとえば、
- 身長が低いのがコンプレックスなので、あと20センチ伸ばしたい
- 今はニートで貯金ゼロだけど、来年にはミリオネアになりたい
- 北川景子になりたい
といった理想を持っていても、実現できる可能性はかなり低いか、おそらく無理ですよね。
ここまで大げさではなくても、自分では気づかないうちに理想が高くなっていることもあるので、その理想が“実現可能かどうか”を考えてみましょう。
そのうえで、どう考えても実現不可能なものはきっぱりと諦めて、実現可能なものを頑張るほうが楽しいですよ。
まとめ:理想と現実のギャップで苦しいなら、理想を考えなおそう
今回は、理想と現実のギャップで苦しむ原因や対処法などについてまとめました。
まわりの評価を気にせず、自分の強みや個性を活かせる理想へと改めれば、実現しやすくなって現実とのギャップに苦しまなくなります。
そもそも、理想を叶えていなくても、頑張っている今のあなたはそれだけで素敵なので、たまにはそんな自分を褒めてあげてくださいね。
そうやって自分をいたわることで、理想に向けて活き活きと頑張り続けることができるようになるはずですよ。
すこしでも、参考になれば嬉しいです。
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