こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- HSPが一人になりたいと思う3つの理由
- HSPが一人時間を充実させる過ごし方
- 一人になりたいのになれないHSPがやるべきこと
この記事を書いている私は内向型HSPです。
本記事では、HSPさんが一人になりたいと思う理由と過ごし方、一人になれないときの対処法などについてまとめました。
本記事を読めば、HSPさんの一人時間の大切さがわかり、一人の時間を上手に過ごせるようになりますよ。
「一人時間を充実させたい」「なかなか一人になれない」というHSPさんは、ぜひ最後まで読んでみてください!
もくじ
HSPが一人になりたいと思う3つの理由
「一人になりたい!」と思うHSPさんは多いですよね。
実際、HSPさんにとって一人の時間はとても大切で、必要不可欠なものです。
理由は大きくわけて、以下の3つです。
HSPが一人になりたいと思う理由
理由①:刺激を受けすぎて疲れている
理由②:頭の中を整理する時間が必要
理由③:人間関係で傷つくのが怖い
それぞれ、見ていきます。
理由①:刺激を受けすぎて疲れている
HSPさんは疲れているとき、一人になりたくなります。
ささいな刺激も無意識にキャッチしてしまい、それを処理するのに脳を人いちばい働かせているからです。
人が近くにいたり、物音がたくさんある場所では、刺激に敏感なHSPさんの体はなかなか休まりません。
つまり、HSPさんが元気に生活するためには、一人になって休む時間が必要不可欠なんです。
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理由②:頭の中を整理する時間が必要
頭の中でめぐっている思考を整理するために、一人になる必要があります。
HSPさんは、たくさんの情報をキャッチし深く処理するので、考え事で頭がいっぱいになることがよくあるからです。
たとえば、
「あのとき、もっとこうしておけばよかったかな?」
「会議では言えなかったけど、私の本音はこうだ」
「いま自分は何にモヤモヤしているんだろう?」
などなど、いろんなことを言語化します。
こういった時間をとることで頭の中が整理されて、スッキリした気持ちになれるんです。
理由③:人間関係で傷つくのが怖い
仕事で怒られたり、まわりの人に振り回されたりして傷つくことを、極端に恐れている場合も一人になりたくなります。
HSPさんは失敗や批判などのダメージに人一倍弱いので、一人になって自分を守ろうとするんですよね。
ですが、ずっと一人で生きていくことはできないので、嫌なことがあっても上手く対処する方法を学ばないといけません。
他人が怖くて一人になりたくなっているなら、自分を労わったり気分転換したりすることがとても重要です。
HSPが一人時間を充実させる過ごし方
では、HSPさんが一人になりたいと感じたときは、どんなふうに過ごせばいいんでしょうか?
おすすめなのは、以下のとおりです。
HSPが一人時間を充実させる過ごし方
その①:ストレス解消できることをやる
その②:習い事を始めてみる
その③:メンタルを鍛えてみる
それぞれ、解説します。
その①:ストレス解消できることをやる
- 趣味を思いっきりやる
- 家の掃除をする
- とことん寝る
など、ストレスが発散されてスッキリするようなことをやるのがおすすめです。
HSPさんが一人になりたいときは、疲れやストレスが溜まっているときがほとんどだからです。
一人になって、リラックスしたりじっくり楽しんだりできることをしっかりやれば、ちゃんと元気に戻ることができますよ。
HSPさんには、一人になってストレス発散することがとても大切なので、自分に合ったストレス発散方法を追求してみてください!
>>HSPのストレス発散におすすめの方法8つ【覚えておきたい】
その②:習い事を始めてみる
習い事を始めてみて、それを新たな趣味にするのもおすすめです。
独学でやるのもアリですが、上達スピードが早い習い事のほうが、モチベーションが続いて楽しみやすいでしょう。
HSPさんはインプットがとても多いので、アウトプット(表現など)をするような趣味をつくると、心身のバランスを保ちやすくなりますよ。
下記の記事で、HSPさんにおすすめの習い事をピックアップしていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
>>【HSP】習い事で繊細さを活かそう|大人におすすめの11選
その③:メンタルを鍛えてみる
嫌なことがあったときもすぐに立ち直れるよう、メンタルを鍛える時間にすれば、一人の時間を有意義に過ごすことができます。
つらいことがあるたびに気持ちを振り回されるのは、いくら一人の時間をつくってもしんどいですよね。
失敗や批判があって落ち込んでも、引きずることなく早めに立ち直ることができたら、一人の時間も今より少なくて済むかもしれません。
メンタルを鍛えるには「瞑想」が効果的です。下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
>>HSPは瞑想で不安に強くなれる【シンプルな実践方法も紹介します】
一人になりたいのになれないHSPがやるべきこと
仕事が忙しかったり、家族と暮らしていたりすると、一人になりたくてもなれないことってありますよね。
そのため、「一人になりたい」という想いを無視せず、できることから対処していくようにしましょう。
たとえば、以下のような方法があります。
その①:モノを使って刺激をふせぐ
その②:断るスキルを身につける
その③:一人の時間が確保できる仕事に変える
順番に見ていきます。
その①:モノを使って刺激をふせぐ
HSPさんが一人になりたいときは、刺激を受けすぎて疲れていることがほとんどです。
そのため、モノを使って物理的に刺激をふせぐことで、かなり楽になります。
あらゆる刺激は五感を使ってキャッチしているので、「モノで五感をふさぐ」イメージで使うといいですよ。
具体的なモノについては、下記の記事で紹介しています。
>>【必需品】HSPおすすめ刺激対策グッズ10選【つらさが和らぐ】
その②:断るスキルを身につける
HSPさんは、仕事を頼まれたり飲み会に誘われたりしたときなどに、「断る」のが苦手な人が多いと言われています。
断ることに罪悪感を抱きやすかったり、断ったときの相手の反応が怖かったりするからです。
大事なのは断らないことではなく、「上手な断り方を身につける」こと。相手には頼む権利があり、あなたには断る権利があるんです。
一人の時間を自分でちゃんと確保するために、勇気をだして「断る練習」をしてみましょう!
>>断れないHSPが「NO」と言える人になる上手な断り方【状況別】
その③:一人の時間が確保できる仕事に変える
ワークライフバランスが乱れていたり、プライベートで一人になれなかったりする場合は、「仕事」を見直してみるのも一つの手です。
1日のほとんどが仕事の時間なので、そこを改善できれば、一人の時間をつくりやすくなりますよね。
たとえば、
- 残業の少ない会社に転職する
- 雑音や人の出入りが少ない職場に異動する
- 「在宅ワーク」で仕事を一人の時間にする
などという感じ。
時短勤務や派遣社員など、「雇用形態」を変えることを検討してみるのもおすすめですよ。
>>HSPにおすすめの働き方【ゆるく稼いで好きなことをする】
まとめ:HSPは一人になりたい気持ちを叶えてあげることが大切
HSPさんには、一人の時間が必要不可欠です。
一人でゆっくり過ごすことで、自分の心と身体が元気になれば、またあなたらしく振舞うことができるようになります。
そのため、「一人になりたい」と感じたときは我慢しないで、それをできるだけ叶えてあげるようにしましょう。
HSPさんが楽に生きるためには、自分の心の声に従うことがポイントですよ!
すこしでも、参考になれば嬉しいです。
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